

これから役者を目指そうと思ってるんだけど、売れてない役者ってどうやって生活してるの?バイトしなきゃいけないなら、おすすめのバイトも知りたいな。
今回はこのような疑問にお答えします。

本記事を書いている田中は10年以上売れない役者を続けているので、売れていない役者の生活は熟知してますよ!(泣)
20職以上のバイトを経験しているので、その中から役者と両立しやすいバイトを紹介していきます!
・売れない役者の収入源
・役者のオススメバイト
役者を目指そうと思っていても、どうやって生活をしていけば良いのか中々イメージがし辛いですよね。
本記事はそんな人のために、駆け出し役者の生活やバイト事情について解説していきます。
なぜバイトの話が出てくるかというと、ほとんどの俳優が役者一本で稼げておらず、バイトと役者を両立しながら夢を追いかけているのが現状だからです。
中にはバイトのかけ持ちをしている人もいるくらいです。
そんな状況なので、役者がやりたいバイトとしては
✅撮影やオーディションなど、急なシフト変更にも対応できる職場
✅舞台に出る際に、中・長期間(1週間~1ヶ月)シフトに入らなくても良い職場
✅時給が高いバイト
という条件を満たしているバイトになってきます。
このような条件を満たしたバイト先で働ければ
✅役者や芸能業を最優先に出来る!
✅スケジュール管理のストレスが大幅に減る!
という状態で夢を追いかけることが出来ます!
上記の条件を満たしたバイトとしては以下の通り。
①コールセンター
②派遣登録
③飲食店
③リゾートバイト
厳選して4つに絞ってみましたので、これらのメリット・デメリットや、どんな求人サイトで検索したら良いのかまで徹底的に解説していきます。
これから役者を目指そうと考えている人は、そもそもバイトは役者にとって必要なのか・バイトと芸能業の両立は可能なのかについても解説していきますので、安心してください。
「とにかく、役者におススメのバイト情報が知りたい!」という方はこちらから該当箇所にジャンプできます。

実際に10年役者とバイトを掛け持ちでやってきた田中が紹介するので、参考にして下さい…!
役者志望の仕事はほぼバイト

駆け出し役者のほとんどが、バイト生活がメインです。
よっぽど事務所が推してくれない限りは、フリーター生活を余儀なくされるのは大半の役者が通る道です。
テレビの第一線で活躍している芸能人は、子ども時代に「子役」という形で多くの作品に関わっている猛者たちなので、ある程度大人になってから役者を目指す我々とは経験値が雲泥の差です。
そのため、高卒・大卒から役者を目指して活動してもすぐに活躍できないのが現状です。
事務所に所属している人ならたまにオーディション情報が流れてきたり、エキストラ出演をしたりということがあるかも知れませんが、ほとんど収入になりません。
なので駆け出しの役者にとって、バイトが基本の生活になっていきます。
役者の給料=バイトの給料
バイト生活が基本になる理由は、役者の給料(ギャラ)が振り込まれるのが一般的な企業などと比べて遅く、入ってくるギャラもとても生活ができる金額では無いからです。
皆さんもご存じの通り、一般的な社会人だとその月に働いた分の給料は翌月の決まった日に支払われるのが基本だと思います。
例)
1月に働いた給料は2月の25日に支払われる。(会社により支払日の差はあります。)
ですが役者の仕事の多くはギャラとして支払われるのが早くても2.3か月後と、遅めになっています。
例)
・ドラマやCMなどの映像作品に出演の場合、早くても3ヶ月前後
・舞台の場合、お客さんを呼んだ数でギャラが決まるチケットバックとして支払われるのがほとんど。(ファンが一定数付いている人であれば、集客数に関係なく事前に決めたギャラがある場合が多い。)
新人役者に振られる仕事のギャラはとても生活できる程の金額ではありません。
売れるまでは1件あたりのギャラも低く、入ってくるタイミングも遅いので、一般企業に比べて収入が安定しづらいのはもうお分かりかと思います。
生活していく上で、バイトは必須項目ということなんです。

ですが、社会人から役者になった人もいるように、売れる可能性は0ではないので根気よく続けて行きましょう!
そもそも役者とバイトの両立は出来る?

役者をこれから目指す人にとっては、「バイトと役者業の両立は難しいんじゃないのかな?」という疑問を持たれる方も多いかと思いますが、バイト先や活動の仕方によって両立は出来ます。
ここまで両立できる前提で話してきましたが、そもそもどんな役者になりたいのかということがわかっていれば、その活動方法に沿ったバイト選びが出来ちゃいますよ。
・ドラマや映画など、映像系の仕事をメインに活躍したい!
→急なオーディションが多いので、シフトの融通が利くバイトを探そう!
・舞台をメインに活躍していきたい!
→舞台本番前に集中稽古期間があるところが多いので、中~長期間休んでも問題ないバイトを探そう!
このように自分がどんな風に活躍していきたいのかがわかっていれば、その活動方法に合ったバイトを探すことが出来ますね。
芸能活動の方針を決めて、バイトと両立をして安定して生活できるようにしましょう。
役者がするべきおすすめのバイトとは

筆者が10年間役者業とバイトを両立してきた中で、おすすめのバイト情報を紹介していきます。
バイトと言っても色々な職種があるので、人によって当然向き不向きがあるかと思います。
今回おすすめにした基準としては、
①時給が高い
②未経験でも安心して働ける
③シフトの融通が利きやすい職種
④芸能活動を応援してくれ安い職種
この4点を満たしているかを基準として、紹介させてもらってます。
これから紹介していくアルバイト情報は
のサイト内に入っている求人をメインに紹介しています。
これらのアルバイト求人サイトは、筆者がおすすめしているサイトでもあるので、安心して利用してみて下さい。
特にマッハバイトは、バイト先が決まった時にお祝い金が最大1万円出るので、働く前にお金がもらえちゃいます!
職種も豊富に取り扱っているので、気になるバイトがあったらまずはマッハバイトで探すのがおススメですよ。

それでは、おすすめバイトを紹介していきます!

売れるまではバイトが生活の大半になることも珍しくないので、自分に合ってると思う職種や、少しでも興味がある職種を選ぶことがポイントですよ!
役者がするべきおすすめのバイト①
テレアポ
一番おすすめなのが電話対応がメイン業務のテレアポです。
テレアポと言っても、発信と受信で対応はガラリと変わりますし、案内するサービスの内容もコールセンターによって違うので、電話対応の方法は働く場所によって異なります。
ですが、業務内容は関係なしにほとんどのコールセンターが時給が高く、シフトの融通がきくのが最大のメリットです。
テレアポのメリット
✅基本時給が高い
1500円、1600円で募集している事が多く、中には2000円でバイト募集をかけているところもあるくらい時給が高い職種です。
短時間で効率よく稼げるのが特徴ですね!
✅シフトの融通がききやすい
基本的にコールセンターで働いているスタッフは人数が多く、1人1人に対する責任はそんなに重くありません。
主婦や大学生も多く、当日欠勤する人も多いです。
大手になればなるほど、ちゃんと連絡を入れて休みをもらえばクビになるような事はなく、寛容なコールセンターが多いので働きやすい環境ですよ。
シフトの融通も利きやすいので、舞台が決まっている月や、急なオーディションにも対応出来ます!
✅研修がしっかりしている
多くのコールセンターが最初の研修がしっかりしているので、なんの知識が無くてもほとんど問題ありません。
求人サイトで募集しているコールセンターは、ほとんどが大手なので安心して働くことが出来ますよ。
✅怪我をする心配がない
立ち仕事や肉体労働だと、体に傷が出来てしまう事もしばしば。
役者にとって身体は商品なので大事にしたいところです。
テレアポならオフィスワークなので、怪我をする確率もグンと減ります。
テレアポのデメリット
☑人によって合う・合わないがある
受信・発信業務どちらにも言えますが、いきなり初対面の人と話すのに抵抗があるという方や、電話対応に苦手意識がある方は挫折する人も多いです。
ですが筆者も最初こそ「電話対応が苦手。」という意識がありましたが、数をこなしていくうちに慣れます(笑)
「高時給をもらう為!」と割り切るのも良いですよ!
☑クレーム対応をしなきゃいけない事がある
クレーム対応はテレアポのイメージとして強くある人が多いでしょう。
扱っている案件にもよりますが、確かにクレーム対応が多く発生する案件もあります。
ですが、どうしてもオペレーターでは対応出来ない案件に関してはSV(スーパーヴァイザー)という上席に対応を代わってもらう事も出来る職場がほとんどなので、クレーム対応にそこまでナーバスになる必要はありません。
役者がするべきおすすめのバイトとは②
派遣登録
派遣会社に登録して、スポット(単発)のバイトをするイメージです。
いわゆる日雇い労働という感じで、日払いの会社などもあるのですぐにお金が欲しいという人には嬉しいですね。
派遣登録のメリット
✅働きたい時に働ける
シフトの自由がずば抜けて良いのが特徴です。
紹介される仕事の中から、働ける日時にあわせた好きな仕事を選べます。
✅バイトの掛け持ちがしやすい
働きたい時に働けるので、「今月はもう少しお金が欲しい…!」という状況にはうってつけのバイトです。
✅とりあえず登録して様子見ができる
説明会に行くだけで派遣会社に登録できて、紹介して欲しい仕事内容もある程度絞れるので、紹介される案件を見て入りたい仕事にだけ入るという事も出来るのが良いですね。
派遣登録のデメリット
☑案件によって勤務先が異なるので、移動方法を毎回調べなければいけない
☑顔見知りが増えるまでは、初めましての人と作業をすることがほとんど
☑派遣先の人によっては、コミュニケーションを取りづらい人が多い
人付き合いするのがめんどくさいと思っているなら気楽に出来るので、まずは登録してみて入りたい仕事情報が流れてくるのを待つのも良いですよ。
役者がするべきおすすめのバイトとは③
飲食店
バイトと言えば飲食店というイメージがある程、常に人を募集している業界です。
リアルなコミュニケーションをするので、芝居に活かせるのも良い面ですね。
場所によってルールが全く違うので、自分に合った職場を見極めるのが大事ですよ!
飲食店のメリット
✅まかない付きの場合がある
働く場所によってはまかないご飯が食べられるところもあるので、食費が節約出来るのは大きな魅力ですね。
店で出すような食事なので、美味しさも文句無ですよ!
✅若いメンバーが多いので、友達が増えて集客に繋がる
飲食店で働く人は若い人が多いです。
特にホール業務は若い子が多く、プライベートで遊べる友達になることも珍しくないですよ。
舞台などに出演する時に声をかければ興味を持ってくれる人も多いので、役者には嬉しいですね!
飲食店のデメリット
☑時給が安いところが多い
多くの店がバイトを募集しているので窓口は広い反面、時給が安いのが最大のデメリットです。
☑立ち仕事がメインで体が疲れる
長時間立ちっぱなしの業務なので単純に疲労がたまりやすいです。
休み時間も短いところが多く、怪我の基になる要素も多いので役者としては注意したいところ。
ただ、場所によっては高時給で働ける場所もあるので、飲食店で働きたいと思っているなら根気よく探してみるのが良いですよ!
役者がするべきおすすめのバイトとは④
リゾートバイト
決まった期間ないでガッツリ稼げるのがリゾート地で働くバイトです。
旅行先やリゾート地での接客業がメインになりますが、空いた時間に観光等もできるので稼げる+プライベートも充実を実現出来ちゃいます!
リゾートバイトのメリット
✅観光地や旅行先で働ける
海の近くのレストランやホテルスタッフなど幅広く働けます。
しっかり休みもあるので、空いた時間に遊べちゃうのも嬉しいですね。
友達や恋人と一緒に働くのも有ですよ!
✅時給が高い案件が多い
同じ職種で普通に働くより、リゾートバイトで働いた方が時給が高い場合が多いのもポイント。
タダで観光地に行けて、短期間でガッツリ稼げるのが魅力的なバイトです!
リゾートバイトのデメリット
☑まとまった期間が必要になる
住んでいるところから中~長期間離れなければいけない場合が多いので、舞台の合間に入るなど工夫が必要になってきます。
☑眠りが浅くなる人がいる
慣れ親しんだ家で寝る訳ではないので、緊張から眠りづらくなる人も多いです。
新しい土地や、出会いなどが苦じゃないという人にはピッタリのバイトですね!
役者向けアルバイトは、役者を応援していてシフトに融通がきくバイトを探すべし

これまで紹介してきたバイトのほとんどが、役者をやっているのを理解してくれている上で雇ってくれるので、シフトの融通が利きやすく仲良くなれば応援もしてくれます。
その中でもシフトの融通が利きやすく、生活をする面でも困らないバイトなのがテレアポです。
「電話対応は難しそう…。」というイメージが強いかもしれませんが
・時給が高い
・シフトの融通が利きやすい
・仲良くなったら観劇に来てくれる
といった点が魅力的なので、「テレアポは難しそう。」と思っているなら、「チャレンジしてみて、合ってなかったら辞めよう。」くらいの気持ちで応募してみる事をおススメします!
舞台や出演がない時期にはバイトのかけもちも可能

舞台をメインに活動している役者なら、次の舞台まで期間が空くという事も多くありますよね。
そういった時にガッツリ稼いで、次の舞台の時にお金を貯めるという事も視野に入れて働くと、より役者業に集中出来ます。
派遣登録をしておけば、働きたい時に自分の都合の良いタイミングで働く事が出来るので、固定のバイトにプラスして給料upを簡単に出来ちゃいますよ。
短期間で時給が高い派遣バイトもあるので、とりあえず登録だけしておくというのが良いと思います。
まとめ
以上が10年間役者とバイトを両立しながら活動してきた筆者がおススメするバイト4選でした!
何回も自分で言っていて悲しくなりますが、僕自身役者として有名になれるように頑張ります(笑)
融通が利いて時給が高いバイトをすれば
・急なオーディションを受けたいのに休めない。
・稽古期間に入るたびに、社員から嫌な顔をされる。
・休むたびに代わりのバイトを探さなきゃいけない。
といったストレスから解放されます!
自分にあった職場で経験を積んで、役者業に活かせるように頑張っていきましょう!