ども田中です。いつも読んでくれて有難うございます。
私は、中学、高校とバドミントン部でした。両方部長やってたのです!!(弱小でしたが。。)
そんな平凡な(?)私が役者になるために行った最初の行動を記していきたいと思います。
ズバリ
オーディション
です!!!
・オーディション対策何をすれば良いかわからない
・役者や芸能界に興味があるけど自信がない
高校在学時【人生の岐路】
私は中学生の頃ようやっと意識が安定してきて(物心ついた?笑)のでやりたいことが明確になってきた時期が中学生だったんですが、その頃は部活と初恋でいっぱいいっぱいでした。笑
自主練は昔から苦手だったので、一人で何か練習を続けるという事は出来なかったんですが
後輩を誘って、地区センターに行ってバドミントンをするという日々をほぼ毎日続けていました。
今思えば、練習の密度とか自主練をしっかりしてればもうちょっと強くなれたのかなぁ。
その頃は、芸能界に興味はありましたがバドミントンと初恋の事しか頭になかったのでそれどころじゃなかったんですね。笑
バドミントンと初恋に費やした3年間でした。笑
なので高校受験は失敗しましたwww
志望校に落ちて私立の高校に通う事になったんです!
そこでも3年間バドミントンに費やした訳ですけども、ここで人生の転機が訪れました。
転機
皆さんも高校生の頃は将来の事を漠然と考えませんでしたか?
私も多分に漏れず「大人になったら何になりたいか」「人生一度だし好きな事やりたい」と思っていたんですね。
そしてお母さんに相談しました。(可愛いですねw)
これは少々記憶が曖昧なので母の証言を踏まえて話しますが
高校時代の田中はお母さんに
「役者もやりたいし、歌手にもなりたいし、声優にもなりたいんだけど何がいいかな」
って聞いたんですwww
子どもって凄いですよね。とってもフリーダムに自信満々に物事を考えるww
そして母は言いました
「歌手は倍率高いし、声優は難しいから、役者にしたら?」
母にはどんなイメージがあったのでしょうか?
そして、高校生の田中は何故鵜呑みにしたのでしょうか?
今思えば、どれも倍率は恐ろしく高いし、とんでもなく難しいです。笑
ただ、高校生の田中はバドミントンしかしてこなかったのでこれを信じて俳優を目指し始めます。笑
当時、ドラマ「ガリレオ」で主演の福山雅治さんが歌もラジオもやっているという事で
「役者になれば歌も出来そう!!」
とか思ってました。笑
養成所
そして、高校3年生の夏休み。ワタナ○エンターテインメ○ト○レッジという事務所を聞いた事ある方も多いと思いますが、そこの養成所
ワタ○ベエンターテイン○ントカ○ッジ(WEC)
に書類を提出しました。
今でも発売されている雑誌「Audition」の裏表紙の裏(週刊少年ジャンプで言うと目次の部分)にWECの広告がでかでかと載っており、「すごくしっかりしてるところ!」という印象があったのを今でも覚えてます。
確か書類を出したのが3年の夏休み前。
高体連という高校生の運動部の集大成をぶつける大会も終わり、授業が終わって家に帰ろうと学校の玄関で携帯を開きました。(当時はガラケーだったので)
すると母から一通のメールが。
「書類が通った!」という内容の連絡が写真付きで母から来てたんです!!!
これには田中もニッコリ!!!笑
興奮のあまり走って駅まで向かったのを覚えてます。
初めてのオーディション
そしてここから初めてのオーディション対策が始まります。
この当時すでに「魔法を捨てたマジョリン」でやってきたことなんて忘れていますから何をどうすれば良いのかなんて全然わからない状態。
とりあえず書類選考の合格通知と一緒に来た一つの台本を読み込んで覚えることにしました。
審査内容は
一人芝居
いきなり難易度高い。
とか思うかもしれませんが、役者のオーディションはこんなもの。
誰か相手役がいてオーディションをすることもありますが、僕はあまり経験したことが無いですね。
WECのオーディション台本は、いわゆる青春ものでした。
内容はこんな感じ
・落ち込んでる親友に声をかける
・相談に乗る
・くよくよしてんなよ!みたいなやつ
イケメン達が織りなす芝居を想像する方も多いかもしれません。
ですがこれ、女子も同じ課題でした。
二次審査の概要には、オーディション中、台本を見ても構わないという旨が書かれていましたが
流石に評価悪くなることはわかっていたので必死に覚えました。
今なら10分あれば覚えられる事も緊張や不安もあってか全然頭に入りませんでしたね。笑
自分なりに、「どうやって動いてみよう」「どんな表情が良いかな」
などを考える事で精一杯でした。
その頃はまだまだ恥ずかしがり屋だったので、自分の芝居を見てもらう事や相談することに対して抵抗があったので一人で黙々と練習してました。
今だからわかる事
このオーディション対策。
今だからわかることですが、本当にしょうがない事ばかり考えていました。
言っても当時17歳の若造ですから仕方ないのですが。。。
もし、今の自分がそのオーディションを受けるなら、或いはアドバイスをするなら
一番言いたいことは
自分がしたいように全力でやれ!!!
って事ですね。
もちろんスキルや考え方の面で言えば、「審査員はどんな人を採用したいのか」「○タナベエンタ○テインメントはどういった人材を求めているか」など考えてそれに沿ってオーディション対策をするというのが正しいのだと思います。
仕事にしたいのならなおのこと。
ですが、17歳の初めての大きなオーディションに向けて頑張っている田中に言う言葉は
「自分がしたいように全力でやれ!!!」です。
あれこれ考えてやってもスキルも器も追いついてませんからねw
それに、まずはやりたいことに対して好きになって欲しいと願って。
余談ですが、僕が役者をやり始めたのが18歳。
初めて芝居って面白いって思ったのが24歳。2016年のポポポという劇団の旗揚げ公演をやらせてもらった時なんです。
役者として面白い体験や素敵な体験はしてきてると思うんですが、純粋に「楽しい、面白い」って思ったのはかなり遅いんです。
なので、もっと早くから楽しんでやれるように、まずは自分がやりたい事を形に出来る楽しさと悔しさを体験して欲しい!!
過去の田中に向けて言った言葉ですが
もちろん、これから目指す方や、なんで役者をやっているのか悩んでいる方にも同じことが言えます。
オーディションに向けて普段からやるべき事
さて、今回はオーディション対策という名目だったのですが当時の僕は無知だったので
何をすれば良いかわからず手探り状態でした〒▽〒
今だから、これをやっといた方が良いと言える事もあるのでまとめておきます!!
・特技作り
・緊張対策
・自分の特徴を知る
特技作り
オーディションではほぼ、必ずと言っていいほど特技を披露する時間があります。
なので、実際にみせられる特技を持っておくと良いです。
例)
・殺陣やアクション ・楽器系 ・手話等
または、突飛な特技も印象に残るという面では効果が有るかもしれませんψ(`∇´)ψ
例)
・トイレ掃除 ・漫画の台詞丸暗記 ・好きなキャラでの独り芝居
これらは、実際に田中がオーディションで遭遇してきた人たちです。笑
受かったかどうかは知りませんが。笑
緊張対策
普段から人前に出る事をしていたり、自分の力やパフォーマンスを人に見られるような人は大丈夫かもしれませんが、私みたいに緊張しいな人には予め準備が必要です。
・初対面の人に話しかける機会を増やす
・緊張した時にどのように対策するかを考える
・失敗を前提に考える
この三つは、大人になってから実際に田中が行って効果が有ったものです。
日常生活から緊張に対しての対策を意識する、そういう場所に身を置く事である程度慣れるのでお勧め。
あとは、最悪失敗しても何かを失うわけではないので、ダメで元々の精神は重要ですよ。
自分の特徴を知る
芸能界で生きていくにはこれが一番重要かもしれません。
・外見 ・性格 ・初対面で与える印象 ・普段与えている印象 ・自分の好きな事 ・嫌いな事
などなど、自分が商品になるので出来るだけ詳しく自分の事を掘り下げたほうが良いです。
そうすれば、そこから自分の武器が見つかります。
ここから、特技に発展するものもあるでしょうし、「ここだけは譲れない」といった武器も出てきます。
また、どういった印象を与えるのかがわかれば、どのような役が似合うのかがわかり、そこに特化した戦略が立てられるので絶対に分かっておいた方が良いです。
外見偏差値が中の下なのにイケメン芝居してもしょうがないですからね。
自分に合った役が必ずあるのが役者という職業の良いところですね!!