
・出版社:双葉社
・ジャンル:ホラー・いじめ・復讐・学園
・巻数:全6巻
・小説版巻数:1巻

復讐劇で「ミスミソウ」って漫画が面白いって聞いたんだけど、読んだ人の評価ってどうなの?

ども!
田中がそのお悩みを解決しちゃいます!
18年間毎日漫画を読み続けて1,5万作以上読んでいるのでお任せを!
今回は、ガチガチの鬱展開&救われない復讐劇で話題になり、実写映画化もされた漫画「ミスミソウ」をご紹介します!
・「ミスミソウ」を読んでいない方の為の記事
・実際に「ミスミソウ」を読んだ人の感想が知りたい方向け
2007年から2009年にホラーMで連載していた本作。
2013年には加筆修正された「ミスミソウ完全版」が刊行されました。
「ハイスコアガール」や「でろでろ」などギャグ・コメディ要素が強い作品から、「サユリ」「ゆうやみ特攻隊」などのガチガチのホラー作品まで様々なジャンルを描いてきた"鬼才"押切蓮介(おしぎり れんすけ)先生が作者です。
本作は、主人公や登場人物に「全く救いがない鬱展開」が話題となり、「精神破壊(メンチサイド)ホラー」というキャッチフレーズが付くほど。
しかも実写映画化までされた問題作です。
それでは本作の魅力と読者の感想を紹介していきます。
「ミスミソウ」のあらすじ

「私は家族を焼き殺された――。」三角草(ミスミソウ)。厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして咲く花。閉鎖的な田舎町の中学に転校してきた少女「春花」を待っていたのは、壮絶なイジメだった。せき止められない憎しみに、少女の心は崩壊する―――!!
引用元:ebookjapan ミスミソウ 1巻
「ミスミソウ」の魅力
圧倒的な人間の闇が描かれている本作。
そこに年齢などは関係なく、ただただ、人間の醜悪なおぞましさと、「野咲 春花」一人の少女の孤独が描かれています。
そんな本作の魅力はこの3つ。
・心にまとわりつく鬱展開
・復讐の鬼と化した「春花」の孤独なタタカイ
・救いようの無い周りの人間たち
一つずつ紹介していきます。
魅力①
心にまとわりつく鬱展開

まさに片田舎で起きた地獄を描いたような作品。
あるド田舎に引っ越してきた主人公「野咲 春花」は「よそ者」というレッテルを貼られいじめに遭いますが家族には隠し続けてきました。
「中学校を卒業すれば解放される。」と残り2か月の学校生活を耐え忍んでいこうとしますが、そこにはどんな希望も無く、ひたすらに苦しい世界が続いていきます。
田舎を舞台とした「村八分(村人全体からのけ者にされる事)」というのはありがちかもしれませんが、人間の怖さ(特に日本人の排他性)がここまで救いがなくエグイ内容で描かれている漫画は他にありません。
魅力②
復讐の鬼と化した「春花」の孤独なタタカイ

ある事がきっかけで復讐に狂う鬼と化した「春花」。
前半の壮絶な「イジメ」(「イジメ」の域は超えているが)までは耐えられていたんです。
ですが、度を超えたそれらの行為が家族に向かってしまいました。
その「事件」がキッカケで、彼女の「関係者全てへの復讐」が静かに始まりました。
独りで復讐に狂い続ける彼女の行動が読者のトラウマになるくらい、脳裏に刻みつけてきます。
魅力③
救いようの無い周りの人間たち

村の外から来た人間だからという理由でここまで非道になれるのだと感じます。
本当に胸糞悪い描写が多いです。
しかも中学生であるという事が余計に怖くなります。
いや、中学生だからこそ無邪気に人を陥れる事が出来るのかもしれません。
この学校の大人もクソみたいな人間です。
環境がそうさせるのか。
ネタバレになるので多くは伝えられませんが、「心が落ちる作品」だという事は間違えないので苦手な人は読まない方が良いです。
「ミスミソウ」みんなの感想

筆者だけの感想だと意見がかたよるので、SNSや口コミサイトから集めた、様々な感想を良かった点・悪かった点含めて紹介していきます。
「ミスミソウ」を嫌いな人の感想
一話の時点で言葉をなくしたししんどい気持ちだったけど、そこで読むのをやめるのはもっと怖いから…。ハイスコアガール読了済みだったので、押切さんこんなのも描けるんだな、編集から目を引くエグいの描いてくださいとか言われてヤケになったのかな、とまで考えてしまった。
出典:読書メーター

結構グロいので嫌いな人は絶対に見ないでくださいね!トラウマになります。。。
「ミスミソウ」を好きな人の感想
いじめられていた女子中学生が、ある日、取り返しのつかない最悪な目に遭わされ、復讐に走るという内容。スプラッタな場面が非常に多い。しかし、主人公の女子中学生を復讐にかりたてた出来事や、そこに至るまでの周囲の閉鎖的な環境や狂気が煮詰まっていく様子のほうが、はるかに怖い。
出典:読書メーター 一部抜粋

耐性がある人なら読めるかもしれないが、どんな人でも苦い思いおする。おすすめは出来ないが読んでほしい漫画ではあるな。






出典:ミスミソウ
作者:押切蓮介
出版社:双葉社
【ミスミソウ】-まとめ-
いかがでしたでしょうか。
復讐に生きるしかなくなった少女の物語。
正直読むのはキツイです。
ですが、こんな人生ももしかしたらあるのかもと、読んでほしい作品ではあります。
・心にまとわりつく鬱展開
・復讐の鬼と化した「春花」の孤独なタタカイ
・救いようの無い周りの人間たち
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